資金を調達したい！そのときに避けるべきこと＆選んではいけない業者とは？
今回のテーマは「資金調達の際のNG事項」です。
「事業をはじめたばかりでまだうまくいかない」
「社会情勢が変わり、経営が悪化してしまった」
そういったお悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
資金調達時に避けるべきこと
資金調達を行う際に避けるべきこととは？
代表的なポイントを2つ紹介したいと思います。
「まずはメガバンク！」は避けるべき
「大手の銀行なら安心できる」ということで、いきなりメガバンクに相談しに行かれる方がいらっしゃいますが、特に事業を始めたばかりで実績がないというタイミングでメガバンクを利用するのはおすすめできません。
大手の金融機関は、返済能力、収益を重視します。
したがって、開業直後や利用実績がない場合、そもそも融資を受けられないことが多いのです。
取引対象を中小企業や個人としている「地方銀行」や「信用金庫」を利用してみましょう。
一度に多額の借り入れはNG
「何度も申し込みをするのは嫌だ」
「借りるならいっぺんに借りたほうが良い」
と考える方もいらっしゃるようですが、これはNGです。
大前提として、銀行は「返済能力」を見越して融資を行います。
目的や返済プランが不透明な融資を行うことは銀行にとってリスクとなるため、対応してもらえません。
事業規模や目的に合わせた金額を申し込むようにしましょう。
利用してはいけない業者
ここでは利用してはいけない業者について説明します。
特に「違法ファクタリング業者」については注意が必要です。
見分け方についても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
闇金
言わずと知れた違法な金融業者ですが、
「銀行では融資が受けられなかった」
「もう消費者金融には借りられない」
などの理由で闇金を利用してしまう方は現在も少なくないようです。
闇金と呼ばれる貸金業の特徴は、
・金利が高すぎる
・取り立てが異常
といったものがあります。
まず金利ですが、闇金の場合は「10日で3割(トサン)」や「10日で5割(トゴ)」といった異常な高金利で貸し付けを行います。
また、1週間前後での返済を要求され、返済ができない者への取り立ては「脅迫レベル」といわれています。
こうした闇金は誰しもが利用したくないと理解しているはずですが、闇金融業は「多重債務者」や「零細企業」を狙い、言葉巧みに「上手い話」を持ちかけてきます。どのような状況であったとしても、くれぐれも乗せられないように注意しましょう。
違法ファクタリング業者
はじめに申し上げておきたいのが、「ファクタリング自体は違法ではない」ということです。
ファクタリングとは売掛債権を売却し、資金を調達する方法を指します。
・借り入れや融資に該当しない
・「負債」にならない
というメリットがあります。
しかし中には、「ファクタリング」と名乗った闇金融業者が存在するので注意する必要があります。
「違法ファクタリング業者」の特徴には、下記のようなものがあります。
・手数料が高すぎる
・契約書がない、または内容が不透明
・分割払いができる
たとえば契約書については、優良なファクタリング業者は契約内容をしっかり記載した契約書が存在し、何度でも説明を行ってくれます。
内容が不透明だったり、質問に対して明確な回答が返ってこなかったりする場合は、利用を控えるようにしましょう。
またファクタリングにおいては、「支払いは一括」が原則です。
分割払いを可能としている業者は、賃金業法違反に該当すると考えられます。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は「NGな資金調達」についてまとめてみました。
資金調達はしっかりしたプラン、業者選びが必要です。
「どうしてもすぐ資金が必要……」
そんなときはぜひ優良ファクタリング業者に相談するようにしてください。
それが今後のキャッシュフローの改善にもつながります。