コラム

Column

  • トップページ
  • コラム
  • ファクタリング業者は許認可不要!だからこそ気をつけたい優良業者の選び方

ファクタリング業者は許認可不要!だからこそ気をつけたい優良業者の選び方

許認可

お金にまつわるサービスを提供する業者、特に「貸金業」を営む業者は、公的な「許認可」が必要です。
貸金業に該当する業者としては、消費者金融やクレジットカード会社などが挙げられます。
それらの業者は、業務を行うために財務局や都道府県の許可を取っています。
たとえば東京都であれば、「東京都××××××号」というような登録番号が付与されます。
これは貸金業法という法律に定められていることであり、許認可のない消費者金融は違法業者であると判断できます。

では、「お金にまつわる業者」のひとつであるファクタリング業者の場合はどうなのでしょうか?

ファクタリング業者に許認可は不要

不要

結論からいえば、ファクタリング業者は公的な許認可が不要です。
そもそもファクタリングとは、「売掛債権をファクタリング業者に売却することで資金を得る資金調達方法」であり、「貸付」には該当しません。
また2021年現在、貸金業者に対する貸金業法のような、ファクタリング業者の営業に関して規定した法律は存在しません。
そのため、ファクタリング業者は許認可が不要となっています。

「給料ファクタリング」は許認可が必要!

給料

ただし、一般の消費者が“給料の前借り“として利用できる「給料ファクタリング」となると話は別です。
こちらは「ファクタリング」という名称を用いていますが、金融庁は2020年に「貸金業にあたる」という見解を発表しています。
貸金業にあたるということは、許認可が必要な業種であることを意味します。
現在のところ、許認可なく給料ファクタリングを行っている業者も存在するようですが、そのような業者は悪質な業者の可能性が高いので注意が必要です。

優良業者を選びましょう!

選ぶ

「ファクタリング業者なんてどこも一緒なのでは?」
「早く対応してくれるならどこでもいい」
とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、ファクタリングの業者選びには注意が必要です。
「ファクタリングには許認可がいらない」「規定する法律がない」という現状を悪用し、「ファクタリング業者を装った闇金融業者」が紛れている可能性があります。
また、いい加減な営業をしている質の低い業者も少なくありません。
そんな中、利用を考える際はきちんと「優良業者」を選ぶ必要があります。

優良業者を選ぶポイント

ポイントを説明する女性

・ファクタリングと見せかけて実は闇金業者
・法外な手数料を取る悪徳業者
・サービスのスピードが遅い低品質な業者
など、ファクタリングの業界には選ぶべきではない種類の業者があります。

それらの業者を見抜き、優良業者を選ぶためには、
①公式サイトをチェックする
②複数の業者に問い合わせる
③契約書を確認する
といったことが必要です。

業者の公式サイトをチェックすると「会社概要」というページがありますが、そもそもページが存在しなかったり、内容が不十分であったりする場合は注意が必要です。
代表者名や問い合わせ先、会社の所在地などがきちんと明記されているところを選ぶ必要があります。
また、複数の業者に問い合わせ、手数料やサービスの流れを比較することも必要といえます。
手数料が異常に高い業者や、サービスが完了するまで長時間かかるような悪質・低品質な業者を見つけることができるでしょう。
さらに、ファクタリングを隠れ蓑にした闇金業者などは、契約書の中身に不備があったりそもそも契約書をくれなかったりします。これも事前に問い合わせ、しっかりした業者であるかどうか確認しましょう。

なお当コラムでは、
【ご注意!】ファクタリングをかたる悪徳業者の手口&見分け方
ファクタリング業者の選び方まとめ!見るべきポイント3ヶ条
といった記事でも詳しく解説しています。
そちらもあわせてチェックしていただければと思います。

まとめ

いかがでしょうか。
今回のポイントは以下の3点です。
・ファクタリング業者は許認可不要
・「許認可不要」を隠れ蓑にした悪質な業者もあるので要注意
・「給料ファクタリング=貸金業」との見解がなされているので要注意
ぜひ参考にしていただければと思います。

なお、私たちGCMは医療関係や大手銀行の出身者が株主となっている会社です。
診療報酬・介護報酬債権のファクタリングにおける優良業者として、多くのお客様にご満足をいただいています。ご利用をお考えの際は、安心してお問い合わせください。

新着記事 一覧

カテゴリー 一覧

月別アーカイブ