コラム

Column

ファクタリングはブラックリストに載っていても利用できる!

「公共料金の支払いを滞納したり、自己破産したりするとブラックリストに載る」
「ブラックリストに載ったら銀行からの融資が受けられなくなる」
このような話は、多くの方が耳にしたことがあると思います。
ファクタリングの場合はどうなのでしょうか?

結果からお伝えすると、ファクタリングならブラックリストに登録されていても利用できます。
ここでは、
・そもそもブラックリストとは?
・ブラックリストに載ったらどうなる?
・なぜファクタリングはブラックリスト登録者でも利用できるのか?

という点についてまとめていきたいと思います。

そもそも「ブラックリスト」とは?

そもそも、ブラックリストとは何なのでしょうか?

ブラックリスト=「事故情報」が記録されること

事故情報

実は、金融機関において「ブラックリスト」という名称のリストが存在するわけではありません。

一般的にいうブラックリストとは、
・信用情報に傷がつくこと
・金融事故情報が記録されること

を指しています。

信用情報とは、クレジットカードやローンなどの支払い状況、返済情報(返済能力)を含む情報のことです。
情報を管理しているのは「信用情報機関」という組織で、銀行をはじめとする金融機関や、クレジットカード会社などに情報を共有しています。
そんな中、たとえばクレジットカード返済の長期滞納、自己破産などをしてしまうと、「金融事故情報」として記録が残り、信用情報に傷がつくという状態になってしまうわけです。

ブラックリストに載ったらこんなことがある

返済能力を審査する

銀行などの金融機関は、「返済能力」を重視します。
融資の申し込みがあった際には、「返済能力があるか否か」を確認するために審査が行われます。
審査の過程で金融機関が参照するものこそ、ブラックリスト……つまりは信用情報機関の情報です。
ここに「返済能力が低い」または「ない」という情報が登録されている場合、審査には落ちてしまう可能性が高いといえます。

また融資の審査に落ちやすい他に、
・新しいクレジットカードを作る
・家や車など大きな買い物をするためにローンを組む

といったことも難しくなってしまいます。

ちなみに、ブラックリストの有効期間は約5~10年といわれています。
いったん登録されてしまうと、向こう10年は生活や事業の経営に影響が出ると考えておきましょう。

ファクタリングはブラックリストの人でも利用可!

合意

以上のように、事故情報が残った状態、いわゆる「ブラックリストに載った状態」では、金融機関やクレジットカード会社のサービスを受けることができなくなってしまいます。
簡単にいえば、資金が必要なときに調達することが難しくなってしまうわけです。
ただし、ブラックリストに登録されている人でもファクタリングを利用することは可能です。

大前提として、ファクタリングは「融資」とは別の仕組みです。
ファクタリングは未回収の売掛債権などを売買する取引ですから、利用者の支払い能力よりは、売掛先の能力が重要視されます。
ファクタリング業者は利用者の信用情報を重視しない傾向にあるので、たとえ「信用情報に傷がある=ブラックリストに載っている」場合でも、ファクタリングは利用できる可能性が高いといえるわけです。

そしてもう一つ、「ブラックリストに登録されていても大丈夫」といえる決定的な理由があります。
それは、そもそもファクタリング業者は信用情報機関に加入していないということ。
信用情報を閲覧することができないので、過去の金融事故がどういうものであろうと関係ないのです。

まとめ

いかがでしょうか。
今回は、ブラックリストとは何か、そしてファクタリングはブラックリストに載っていても大丈夫といわれる理由について解説しました。
・ブラックリストとは「金融事故情報」が記録されること
・ファクタリング業者は利用者の信用情報を重視しない

というのが、特に押さえておきたいポイントといえるでしょう。
資金調達をお考えの際には、ぜひ参考にしていただければと思います。

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