ファクタリング業者の選び方まとめ!見るべきポイント3ヶ条
現在、資金調達の有効な方法のひとつとして広く利用されているファクタリング。数多くの業者(ファクター)が営業しているので、いざ利用しようと思っても数が多すぎて選べないということがあるかと思います。
そこで、今回はファクタリング業者を選ぶ際にチェックしたいポイントをまとめてみました。
選び方のポイント3ヶ条
より良い条件でファクタリングを成功させるには、「業者を選ぶ」ということが必要です。
以下に挙げる3ヶ条をもとに業者のサービスを比較し、自分たちに最も合っていると思われるところを見つけましょう。
ファクターの手数料
ファクタリングは、売掛債権を現金化することができるサービスです。ファクター(ファクタリング業者)が債権を買い取って現金を支払います。
しかし、債権の金額が100%支払われるわけではありりません。
そのうち何割かが手数料として引かれることになります。
手数料の金額は、業者ごとに異なっています。
同じ内容のサービスを依頼したとしても、Aという業者よりもBという業者のほうが手数料が高く、結果的に入ってくる現金の額が少なくなってしまう可能性があります。
というわけで、「手数料」を比較することが必要です。
多くの業者は、無料での問い合わせに応じています。まずは手数料を含む大まかな費用を聞き、比較してみましょう。
ファクターのスピード
ファクタリングは、申し込み後に必要書類を提出し、審査が行われ、それをクリアした場合に初めて利用することができます。
つまり、申し込み後に現金が手もとに入ってくるまでには、ある程度の時間がかかります。
しかし、どの業者に依頼しても同じ時間がかかるというわけではありません。
業者によって入金までの時間が違うので、これも実際に問い合わせてみたり、ネット上で見ることができる業者の口コミなどをチェックして比較してみましょう。
ファクターの得意分野
ファクタリング業者の中には、「特定の業界に強い」あるいは「特定の業界を専門にしている」というところが少なくありません。
たとえば、私たちGCMは医療・介護業界の診療報酬・介護報酬債権を専門としています。
このように、業者によって「得意分野」があるわけです。
ファクタリングを利用するために業者を探す際には、その業者のホームページなどをしっかりチェックしたうえで、自分たちの業種に合っているかどうか確認することをおすすめします。
優良業者を見分けるポイント
ファクタリングは、借り入れに頼らずに現金調達ができる便利なサービスですが、業者選びには注意する必要があります。残念なことではありますが、法外な手数料を取ったり、詐欺まがいの行為をしたりする悪質な業者の姿も見られるからです。
上記のような3ヶ条をもとに業者を比較する前に、まずは比較しようとしているファクタリング業者が悪質な業者ではないことを確かめましょう。
当コラムでは以前、『ファクタリングをかたる悪徳業者の手口&見分け方』という記事で詳しくまとめていますが、悪質な業者の見分け方は、実はそれほど難しくありません。
・契約書をくれない
・書類の提出を求めない
・公式ホームページに「会社概要」がない
などに当てはまるようであれば、要注意です。
「インターネットで検索してホームページを探して中身をチェックしてみる」
「問い合わせをして手続きの流れを聞いてみる」
といったことを通して、その業者がきちんとした優良業者であるかどうか見極めることができます。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、「ファクタリング業者の選び方」についてまとめてみました。
手数料や現金化までのスピード、得意分野など、ポイントとして挙げた点をもとに、ぜひ最適な業者を選んでいただければと思います。