ファクタリング審査ではここを見る
ファクタリングを利用するためには審査を受け、それに通る必要があります。ここでは、ファクタリング審査の厳しさがどれくらいなのか、ファクタリング審査ではどのような点を重視するのかについて説明しています。審査を受ける前に、ご一読ください。
ファクタリング審査は厳しいか
ファクタリングをご利用いただくためには、審査を受けて通過する必要があります。
こう言うと身構えられるかもしれませんが、ファクタリングの審査は銀行融資やビジネスローンから比べれば、通過しやすい審査です。
銀行融資・ビジネスローンの審査落ちを経験された方にこそ、ご相談いただきたいと思っております。
では、なぜファクタリングの審査が通過しやすいのかと言いますと、融資ではないからです。
融資の場合、「何年先、何十年先と返済を続けられるのか」ということが重要。
一方、ファクタリングは売掛債権の買取りなので、「買い取った売掛債権が回収できるか」ということが重要。
つまり、ご依頼いただいた企業の経営状況よりも、取引先企業の経営状況の方が重視されるのです。
さらに、回収までの期間が60日以内と短いので、銀行融資・ビジネスローンほど審査が厳しくありません。
審査で重視するポイントが異なるので、銀行融資・ビジネスローンの審査に落ちてしまった方でも、ファクタリングなら通過する可能性があるのです。
ファクタリング審査を受ける前に確認!3つのポイント
では次に、ファクタリングの審査で重視されるポイントを見ていきましょう。
【1.売掛先企業の状況】
ファクタリング審査において、最も重視するのが売掛先の経営状況や信用です。
以下を確認し、売掛債権の回収見込みが高いか低いか判断します。
● 信用情報
● 利益額・利益率
● 借入件数・返済履歴
● 自己資本比率
● 依頼元企業との取引期間
など
なお、取引先が個人事業主の場合、ファクタリングは利用できません。
【2.売掛金の入金日】
売掛金の入金日が何日先なのかによって、ファクタリングのリスクが変わります。
入金日までの日数が短いほどリスクは低くなるので、審査も通過しやすくなります。
【3.依頼元企業の状況】
ご依頼元である企業の経営状況をまったく見ないわけではありません。
ご依頼元企業が見られるのは以下の点です。
● 資金繰りの状況・・・取引先企業から売掛債権を回収できる見込み(一時的な悪化であるか)
● 借入件数・返済履歴・・・依頼元企業の倒産リスク(売掛債権回収までの期間存続できるか)
● 滞納している税金の有無・・・税務署による売上金差し押さえのリスク
など
ファクタリング審査において重視されるのは、売掛先企業の状況と入金までの日数。
ご依頼元企業の経営状況も見るポイントではありますが、銀行融資やビジネスローンと比較すると、さほど厳しくはありません。
■必要書類について
ファクタリングの審査、契約に必要な書類についてはこちらをご参照ください。
(URL:https://www.ginza-cm.com/flow.php )
審査落ちしないために依頼元企業が気をつけること
「審査はさほど厳しくない」と言いましたが、売掛先企業の状況に問題がなくても、ご依頼企業側が原因で審査落ちするケースはあります。
審査落ちしないために、ご依頼元企業が経営状況以外に気をつけるポイントをご紹介します。
● 買取り希望の売掛債権が月商に対して高すぎないか
● 会社設立期間、取引先企業との取引期間が短くないか
● 誠実さに欠ける行動をとっていないか
まず、買取り希望の売掛債権に関してですが、月商に対して高すぎる金額であると審査落ちする可能性が高いです。月商に対して高い金額の売掛債権は、買い取っても回収できないリスクが高いという判断になるためです。
もし審査を通過したとしても、手数料が高くつくでしょう。
次に、会社設立期間と取引先との取引期間についてですが、どちらも長いほど信用が高くなります。
この期間が半年以下であると、まだ実績が十分でなく信用が低いという判断になるのです。
同じような条件の売掛債権が複数あるならば、取引期間がより長い取引先のものを選ぶと、審査に通過しやすくなるでしょう。
最後に誠実さについてです。
誠実さというのは企業の信用に影響することなので、当たり前のことではありますが、面談への遅刻や書類の不備には注意しましょう。
嘘の申告や相談なしに期日を破るといった行為も、当然審査でマイナスとなります。
審査落ちの一番の原因は、売掛先企業の状況が悪い、信用できないという場合です。
しかし、ご依頼元企業の状況が著しく悪い場合や信用できないという場合にも、審査落ちする可能性があるということをご認識ください。
ファクタリング審査の通過率は高い!まずはご相談を
ファクタリングの審査は、融資の審査よりも通過率が高いです。
融資とは審査で見るポイントが異なりますので、「赤字決済=審査落ち」とはなりません。
短期的な資金調達法としてはとても便利でスピーディーな方法ですので、資金繰りにお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。